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『リアル恐怖新聞』

2018/ 09/ 29
                 

839 :本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 09:48:21 ID:o/5UZ+Z/0
ひとがおるけんね

私は46歳の、鎌倉富士夫似の男性です。菓子工場で副工場長をしております。 
趣味はドライヴです。好きなタイプは長谷川京子ですが、妻は天地真理似(現在の)です。
まあ、それはいいとして、これは私が体験した心霊体験です。 

仕事柄、なぜか朝の5時には出社するので、朝4時には起きます。 
起きてまず、すぐにタバコを吸うんですが、家の中では禁煙なので、外(にわ)に出て吸います。 
吸っていると、よくうちに新聞を配りに来る、新聞配達の男性に会います。 
よくよく見ると若いので、「中学生・・・か?」と尋ねると、 
「いいえ、高校生です。おハよーごザいマす!!!」と、朝っぱらからすがすがしい挨拶をします! 
実はここだけの話なんですけど、私も高校生時分新聞配達(朝刊)をしていたんです。 
給料は25000円(今だと40000くらいかな)、うち7000円が学費、5000円家に入れ、あとは小遣い。 
ですから、彼にはすごく好感が持てたんです。
仕事の関係上、あまったお菓子を黙って持って帰る癖があるので、
それを少しだけ、その高校生に与えてあげてました。
その都度オウム返しのように、「アリガトーゴザイマス!!!」と、いなせな返事をしていました。 


840 :本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 09:49:39 ID:o/5UZ+Z/0
ところが、クリスマスの日の事です。
いつものように外(にわ)でタバコを吸ってると、新聞配達の高校生がやって来ました。 
しかし、いつもと様子が違います。 
ブスーッとした顔で挨拶もせず、乱暴に私の前に新聞を差し出すと、 
私が取るか取らないかという間に、行ってしまいました。 
私も初めは、「なんだ、あの態度は。いつもお菓子あげてるのに」とムカつきましたが、
そのうんち「ああ、クリスマスだというのに、彼女にでも振られたから機嫌が悪いのかな」と、
勝手に納得してしまったんです。 

それで家に入って新聞を読むと、1面見出しにでかでかと、『高校生惨殺』と言う言葉が載ってます。 
「ふ~ん」と飛ばして、いつも見ているテレビ欄、スポーツ欄、おくやみ欄を見て、仕事に行く準備を始めました。

そして時間になり、出かけようとゲート(門)をくぐると、
変なデブ親父が「おはようございます」と、新聞を差し出してきました。 
「なんだ、あんた?うちはOO新聞しか取ってないんだぞ」と言うと、 
「あ、はい、OO新聞ですが・・・」と言うんです。
「いや、もう配ってもらったけど」
「え?きょう担当の子やすんでいて、そんなはずはないんですが・・・」 
「???」
しょうがないから、その親父が差し出す新聞受け取りました・・・。確かにOO新聞でした。 
新聞は折ってあるんですが、1面見出しは見ることが出来ます。政治のことでした。 
さっきのと違う・・・考えてみれば、見出しに『高校生惨殺』なんて、まず載るはずがありません。 
不安になり、さっきキッチンのテーブルに置いていた新聞を見に戻ったんですがありません。 
すでに起きていた妻に聞くと、「そんなのなかった」と言います。 
「あり~?」とか思いながらも、遅刻しそうになったので大慌てで出かけました。 
そして仕事に夢中になるうちに、朝の出来事なんか忘れてしまいました。 
↑(ウソ。ホントはパートの若い娘の尻に夢中だった) 


841 :本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 09:50:55 ID:o/5UZ+Z/0
そして次の日です。 
外(ガーデン)でタバコ吸ってると、高校生が来ました。 
そして、また挨拶なしのブスーュとした顔で、乱暴に私に新聞を差し出してきました。 
「ぁんだ~こら~その態度は~もうお菓子やらんぞ~」と脅しをかけたんですが、高校生は行ってしまいました。
チッ!とか思って新聞を見ると、また『高校生惨殺』の見出しが!? 
「なんで・・・!!?」
昨日は飛ばして読んだんですが、今日は見ることにしました。 
こんな事が書いてありました。 
『新聞配達途中の高校生が遺体で発見♪ 

 死後約一週間経過 全身に十六ケ所の刺し傷 右手小指左手中指を損傷 いずれも生活反応あり
 表皮剥脱 皮下出血多数 生活反応あり 

 直接の死因は数回に渡る頭部への打撲 脳髄は三分の二を損失 顔は原形をとどめず 歯形より本人と確認
 遺体はXX県OO町の林道脇で発見。』

!?OO町っていえば、うちの近所じゃないか。しかもすぐ近くには林道があるし。
そういえば、普段はうちに入れると角曲がっていくのに、昨日今日はまっすぐ行ったぞ! 
その先には林道(2kmくらい先)が!もしや・・・ 

時間になったので出かけようとすると、昨日のデブ親父が、うちの家のポストに新聞を入れようとしています。 
「今日も休みなの?」
「ええ・・・」
そしてぼやくように、「無断欠勤。家にも帰ってないそうですよ」 
さっきの新聞のこともあるし、冗談めいて「どっか死んでんじゃないの?」って言うと、
「ハハッ」と愛想笑いして行ってしまいました。 


842 :本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 09:53:33 ID:o/5UZ+Z/0
そして次の日、また来ました。挨拶なしのブスーュ態度で。 
私は言いました。
「きみは死んでるんじゃないのか?」 
しかし、私のそんな言葉を無視して、まっすぐ林道へ行く道に行ってしまいました。
見出しもまた『高校生惨殺』です。記事も昨日と一緒。 
もしかして本当に死んでいて、私に発見されたいのかな?
と思い、その日はズル休みして林道に行く事にしました。年末で忙しいっていうのに。 

工場に電話して、もう一回寝て、昼ごろ林道に行きました。 
脇の茂みの中をくまなく探したんですが、結局見つかりませんでした。 

そして次の日、寝坊してしまい、着替えると顔も洗わずに出社しようとすると、デブ親父がいます。
そして、
「死んでましたよ。自宅の裏のドラム缶の中で。凍死だそうです。 
 検視の結果、イブの日だそうです。
 しかし、なぜ死んでるってわかったんですか? 
 ご主人、もしかして預言者かなんか?」 
しかし、私はその日は寝坊してしまい、そんな話聞く暇なかったんで、無視して行きました。 

これが私が体験した心霊体験です。
なぜこのような事が起こるんでしょうか?
ひと、そして金がはびこる世の中では当たり前のことなんでしょうか? 


843 :本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 10:01:00 ID:o/5UZ+Z/0
後日談も言いますと、高校生の家がうちの近所だという事がわかったんで、
勝手な事ではありますが、私が持って帰ってきたお菓子と、
その高校生は狐みたいな目をしていたので(俗に言うつり目)、油揚げを買って、(実費。おつとめ品ですけど)
高校生の家の裏に投げ入れました。
もちろん嫌がらせではなく、供養のためにです。

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